青春18きっぷの旅◇三木鉄道・三木線(2005年8月)

厄神駅

三木鉄道三木線は、加古川線との連絡駅厄神(兵庫県加古川市)から三木(兵庫県三木市)までの6.6kmを結ぶ単線の第三セクター路線です。
1985年に国鉄三木線から経営転換されましたが2008年3月31日をもって廃線となりました
写真は厄神駅にて。

#以下はNHK大阪放送局が2007年7月24日(火)に伝えた三木鉄道廃止に関するニュース(抄録)です。

兵庫県三木市加古川市を結ぶ第3セクターの三木鉄道は累積赤字が2億5000万円余りにのぼる上、経営改善のメドも立たないとしてきのう、国土交通省に廃止届けを提出し、早ければ来年3月にも廃止されることになりました。
三木鉄道は(略)、三木市の中心部と加古川市のJR加古川線の厄神駅の間の約6.6キロを結んでいます。
昭和60年に旧国鉄から経営を引き継ぎましたが、ピーク時に38万7000人にのぼった利用客は年々減少し、昨年度は15万3000人まで落ち込みました。
累積赤字は昨年度末の時点で約2億5500万円となり、(略)ことし5月の株主総会で廃止が承認されました。
これを受けて三木鉄道の社長をつとめる三木市の藪本吉秀市長はきのう、大阪・中央区の国土交通省近畿運輸局を訪れ、三木鉄道の廃止届けを提出しました。
これによって三木鉄道は早ければ来年3月にも廃止される見通しで、今後は三木市が同じ路線でのバスの運行や景観のひとつとして駅舎や線路を残すことなどを検討しています。
藪本市長は「今後は住民の足の確保とともに沿線地域が廃れないように活性化を図っていく必要がある」と話しています。

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